食の欧米化とは？

日本における「食の欧米化」とは、明治時代以降の国際化の過程で欧米の食事スタイルが日本に普及されておこりました。

日本人の食生活は大きく変化したことで、健康状態への悪影響をもらたす一面もあります。

具体的には、これらの変化があります。

• お米の摂取量減少→パンの摂取量増加
• 魚や植物性食品の摂取量減少→肉類や乳製品の摂取量増加
• 果実類の消費が大幅に増加
• タンパク質と脂質の摂取量が年々増加

肥満と食の欧米化の関係

食の欧米化が進んだことで、日本の肥満者の割合は増加しました。

日本人の肥満者（BMI25以上）調べた研究によると、

• 成人男性　昭和55年 20.6%→平成29年 30.7%
• 成人女性　昭和55年 18.4%→平成29年 19.7%

特に男性では肥満率が1.5倍と大幅に増加しています。女性は少し増加しています。

現在、女性は逆に痩せの人（BMI18.5%）の割合が高く、令和1年の時点で20.7%となっています。

食生活の変化で起きた栄養の偏りにより、肥満者と痩せの人の二極化が進んでいると考えられます。

健康のためにも、ファストフードなどの栄養の偏った食事を控え、バランスの取れた日本食を食べましょう！

まとめ

• 日本は経済成長とともに食の欧米化が進んだ
• お米→パン、魚→肉、乳製品などと変化した
• 欧米化により日本人の肥満者の割合が増加した
• 女性は痩せの人の割合が高い
• ファストフードなどの栄養の偏った食事を控え、バランスの取れた日本食を食べましょう！

日本は、食の欧米化と共に肥満者が増えてきました。

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