RING FIT Magazine
反り腰とは?
2025.2.19

この記事は
こんな方におすすめ
- 反り腰の方
- 腰痛がある方
- 姿勢を改善したい方
今回は、女性に多い「反り腰」について解説します!
姿勢や腰痛にお悩みの方は是非ご覧ください!

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反り腰とは?
反り腰とは、骨盤が前傾し、腰の骨である「腰椎」が過度に前湾した(反りすぎた)状態です。
骨盤が傾くと、背骨などの身体の骨はバランスを取るために歪みます。これが反り腰、猫背、巻き肩などの姿勢の悪化を招いてしまいます。
反り腰による影響
反り腰は単に姿勢が悪くなるだけではなく、さまざまな身体の不調を引き起こす可能性があります!
- 腰痛や背中の痛み
腰椎が過剰に反ることで、腰回りの筋肉や椎間関節に負担がかかり、慢性的な腰痛の原因となります。
また、反り腰の影響で背中の筋肉が緊張しやすくなり、背中や肩こりの原因にもなります。
- ぽっこりお腹やスタイルが悪くなる
骨盤が前傾することで、お腹が突き出るような姿勢になり、下腹がぽっこりと見える原因になります。
また、お尻も後ろに突き出るため、理想的なボディラインを崩してしまう可能性があります。
- むくみや冷え性
骨盤が前傾すると、骨盤内の血流やリンパの流れが滞りやすくなります。
その結果、下半身のむくみや冷えを引き起こすことがあります。
特にデスクワークなどで長時間座っている方は、血流が滞りやすいので注意が必要です!
- 疲れやすさ・姿勢の悪化
反り腰の状態では、立っているだけでも余計な筋肉を使うことになり、疲れやすくなります。
また、反り腰によって猫背や巻き肩などの二次的な姿勢の崩れが起こりやすくなります。
原因となる筋肉
反り腰を改善するためには、原因となる筋肉の硬さを取るストレッチと、弱くなった筋肉を鍛えるトレーニングの両方が重要です。
反り腰の原因となる筋肉をご紹介します!
- 腸腰筋(ストレッチ)
前ももの付け根付近にある腸腰筋が硬くなることで骨盤が前傾し、反り腰の原因になる場合があります。
デスクワークなど座り姿勢が長い方は固まりやすい筋肉です。
- 大腿四頭筋(ストレッチ)
前ももの筋肉である大腿四頭筋が硬いと骨盤を前傾させてしまいます。
- 腰部の筋肉(ストレッチ)
腰部の筋肉が縮むことで骨盤後方が引き上げられ、骨盤前傾に影響します。
- 腹筋群(強化)
腹筋群が弱いと反り腰姿勢になりやすいため、トレーニングすることで強化する必要があります。
腹筋群のトレーニングには「クランチ」などがあります。
- ハムストリングス(強化)
もも裏の筋肉であるハムストリングスが弱いと反り腰になりやすいです。
膝を曲げる「レッグカール」などのトレーニングが有効です。
まとめ
今回は、「反り腰」について解説しました!
反り腰姿勢を改善するためには、原因となる硬くなった筋肉を伸ばして、弱くなった筋肉を鍛えることが大切です!
パーソナルジムRING FITでは、姿勢改善も行なっております。
日頃の姿勢を見直しながら、反り腰の改善に取り組んでいきましょう!

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ファスティングってなに?

義岡 征二郎
Yoshioka Seiziro
リングフィットスタッフ
トレーニングは小学校の高学年から始め、本格的始めたのは高校卒業後、スポーツの専門学校の時期で、益々のめり込んでいきました。不調がなくなることで毎日が健やかになる喜びを実感していただき、そこから、運動の大切さを知ってもらえたらと思います。そして、より多くの人にそれを伝えていきます!
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