RING FIT Magazine
関節可動域(ROM)を広げるためのポイント
2025.10.7

この記事は
こんな方におすすめ
- 日常動作で「動きづらい」「疲れやすい」と感じている方
- 体が硬く、動かすとすぐに痛みや張りを感じる方
- ゴルフやテニスなど、パフォーマンスを上げたい方
関節可動域(Range of Motion=ROM)とは、関節が動かせる範囲のことを指します。
たとえば、肩の可動域が狭いと腕を上げにくくなり、姿勢が悪くなったり、肩こりが起こりやすくなります。
今回は、関節可動域を広げるためのポイントをご紹介します!

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パーソナルストレッチで効果を最大化するために意識するべきポイント5選
関節の動きをスムーズにする「モビライゼーション」
関節可動域を広げるには、まず「関節そのものの動き」を良くすることが重要です。
それが、モビライゼーションと呼ばれる方法です。
モビライゼーションとは、関節を優しく動かしながら、関節包や靭帯など“関節の奥”にある組織の動きを改善していく方法です。
たとえば股関節が硬い人の多くは、太ももやお尻の筋肉だけでなく、関節内の滑り(関節包の動き)が悪くなっています。
その結果、関節が「詰まったような」感覚になり、筋肉をいくら伸ばしても改善されません。
モビライゼーションは、関節の動きを整える作業です。
関節の滑らかさが戻ると、次のストレッチ効果がさらにに上がります。
硬くなっている筋肉をほぐす「ストレッチ」
関節の動きを整えたあとは、筋肉の柔軟性を高めます。
硬くなっている筋肉をゆっくりと伸ばすことで可動域をさらに広げていきます。
ストレッチで意識したいのは「呼吸」と「強度」です。
息を止めると筋肉が緊張してしまうため、吐く息に合わせてゆっくり伸ばすことが重要。
痛みを我慢するほどの強さではなく、「痛気持ちいい」と感じる範囲で続けることで、筋肉がリラックスしやすくなります。
最後は継続が鍵
関節可動域は、1回で劇的に変わるものではありません。
筋肉や関節周囲の組織は時間をかけて変化していくため、週に2〜3回のペースで継続することが大切です。
継続していく中で少しずつ「前屈が深くなった」「肩が軽くなった」などの体感が増えていきます。
そして、可動域が広がったあとには、トレーニング(軽いエクササイズ)を行うと、その柔軟性、可動域をしっかり使えるようになります。
まとめ
関節可動域を広げるには、
- モビライゼーションで関節の動きを整える
- ストレッチで筋肉を柔らかくする
- 継続して動ける体をつくる
RING FITでは、専門トレーナーがあなたの体の状態を見極め、関節の動きから丁寧に整えます。
まずはお気軽に新規トライアル体験で、今の体の変化を感じてみてください。

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ストレッチで血流を改善できる理由。

大間 陽生
Oma Haruki
リングフィットスタッフ
海が見える越前町出身で、男三兄弟の長男です。“自分を変えたい“と思ったことがきっかけで、僕はトレーニングを始めました!フィットネスによって身体だけでなく心も変わり人生が好転していきました。トレーニングやダイエットを共に乗り越え「一緒に理想の自分」を目指していきましょう!
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