RING FIT Magazine
身体って柔らかいほどいい?ピラティスで整える柔軟性の本当の話
2025.6.20

この記事は
こんな方におすすめ
- 身体が硬くて悩んでいる方
- 昔より身体が柔らかくなったけど腰痛がある方
- ピラティスに興味がある方
先日、あるお客様からこんな質問をいただきました。
「身体って、柔らかければ柔らかいほどいいんですか?」
この質問、実はとても奥が深いんです。
今回は「柔軟性」について、そしてそれを整える手段として注目されているピラティスとあわせて解説していきます。

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身体って柔らかければいいの?
答えは、NOです。
「身体は柔らかければ柔らかいほどいい」というのは、一見良さそうに聞こえますが、実は落とし穴もあります。
私たちの身体には、「適切な柔軟性の範囲」があります。
この範囲を超えて硬すぎても、逆に柔らかすぎても、関節や筋肉に余計な負担がかかってしまい、ケガや慢性痛の原因になることがあります。
たとえば、ヨガやバレエの経験がある方で「柔らかすぎる身体」を持っている人が、腰痛や股関節痛を抱えているケースは珍しくありません。
関節が緩くなりすぎて、筋肉で支えきれなくなっている状態です。
一方で、身体が硬すぎると、動作に制限がかかってしまい、無理な動きで筋肉や関節にストレスがかかります。
どちらも「動きやすい身体」とは言えません。
ピラティスで“ちょうどいい柔軟性”を手に入れる
では、どうすれば「ちょうどいい柔軟性」を手に入れられるのでしょうか?
その答えのひとつが、ピラティスです。
ピラティスは、筋力と柔軟性のバランスを整えることを目的としたエクササイズです。
特に、体幹の安定性を高めながら関節を正しい可動域で動かすことで、柔軟性が「広がる」のではなく「整う」感覚を養うことができます。
- 身体が硬い方には → ゆるやかな動きで、無理なく可動域を広げる
- 柔らかすぎる方には → 体幹を使って、支える力を身につける
このように、それぞれの体に合ったアプローチが可能なのが、ピラティスの魅力です。
ピラティスを通して柔軟性と筋力をバランス良く整えることで、「動きやすく疲れにくい身体」や「ケガをしにくい身体」へと変化していきます。
まとめ
今回は、お客様からの質問をきっかけに「柔軟性」についてお話しました。
ポイントは、「柔らかければいい」というわけではなく、自分にとって適切な柔軟性を見極めることです。
- 身体が硬い方は、ストレッチやピラティスで少しずつ可動域を広げていく
- 身体が柔らかすぎる方は、ピラティスや筋力トレーニングで安定性をつける
この“ちょうどよさ”を見つけていくことが、年齢に負けない「しなやかな身体」への第一歩です。
「動きにくい」「疲れやすい」「昔よりケガしやすい」と感じている方は、ぜひ一度ピラティスを体験してみてくださいね。

義岡 征二郎
Yoshioka Seiziro
リングフィットスタッフ
トレーニングは小学校の高学年から始め、本格的始めたのは高校卒業後、スポーツの専門学校の時期で、益々のめり込んでいきました。不調がなくなることで毎日が健やかになる喜びを実感していただき、そこから、運動の大切さを知ってもらえたらと思います。そして、より多くの人にそれを伝えていきます!
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