偏平足とは

通常、足の内側を横から見ると、土踏まずの部分がアーチを描いていますが、偏平足の場合は、このアーチがありません。

つまり、土踏まずが地面についている状態です。

偏平足のデメリット

土踏まずは、バランスを取ったり、衝撃を緩和させる働きがあります。

そのため、土踏まずがないことで様々なデメリットがあります。

• 1つ目は、体重移動がスムーズにできなくなります。

イメージで言うと、ペタペタした歩き方になってしまいます。

これにより、運動パフォーマンスの低下など、非効率な運動になってしまいます。

• 2つ目は、足が疲れやすくなります。

足の圧がかかる部分が大きいので、疲労が溜まりやすくなってしまいます。

足底筋膜炎やアキレス腱炎を引き起こすリスクも高くなります。

• 3つ目は、姿勢の悪化です。

足は体の土台となっているため、足の姿勢が崩れると、体全体の姿勢にも影響を与えます。

逆に、足を整えれば、体全体の姿勢が整う場合もあります。

偏平足になる原因

偏平足の原因は、先天的なもの（生まれつき）と後天的なもの（生活習慣）に分けられます！

• 筋力不足

足のアーチは、足の裏の筋肉（足底筋）やふくらはぎの筋肉によって支えられています。

運動不足や加齢によってこれらの筋力が低下すると、土踏まずが落ち、偏平足になりやすくなります。

• 長時間の立ち仕事や歩行

長時間立ちっぱなしや、歩き過ぎも偏平足の原因になります。

特に、柔らかすぎる靴や、クッション性の高すぎる靴を履き続けると、足の筋肉がうまく使えず、アーチが崩れることがあります。

• 体重の増加

急激な体重増加も偏平足の原因になります。

特に、妊娠や肥満によって体重が増えると、足のアーチにかかる負担が増え、アーチがつぶれやすくなります。

偏平足の改善方法

偏平足は適切なトレーニングやケアを行うことが大切です！

• 足のアーチを作るトレーニング

・タオルギャザー：床に置いたタオルを足の指で手繰り寄せるトレーニング。

・カーフレイズ：つま先立ちを繰り返してふくらはぎを鍛える。

• 裸足でのトレーニング

裸足で過ごす時間を増やすことで、足の筋肉が自然と使われ、アーチを作る筋力が鍛えられます。

特に、芝生や砂浜の上を歩くと効果的です！

• インソールの活用

市販のアーチサポートインソールを使うことで、歩行時の負担を軽減し、アーチをサポートする事ができます。

• 足指をしっかり動かす

足の指がうまく使えないと、偏平足のリスクが高まります。

足指をグーパーするトレーニングや、5本指ソックスを履くのもおすすめです!

最後に

今回は偏平足の紹介とデメリット、原因、改善方法をお話ししました。

偏平足を改善させるためには、アーチを作るためのトレーニングやインソールを履くなどの対策をする必要があります。

パーソナルジムRING FITで土台となる足から整えていきましょう！