RING FIT Magazine
重りを上げる時、息を吐くのはなぜ?
2025.2.7

この記事は
こんな方におすすめ
- トレーニングを始めたい方
- 健康維持したい方
- 血圧が高い方
トレーニングで、
「上げるときに息を吐いてください」
という指示をするイメージはありますか?
実はこれには理由があります!
今回は、トレーニングで息を吐く理由をご紹介します!

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血行を良くする運動はこれ!
体幹を固定するため
トレーニングで息を吐くのは、
- 体幹を固定するためです!
お腹周り(体幹部)は、スクワットなどをする時に力を伝達する中心になります。
そのため、体幹部がグニャグニャだと上手く力が伝わらずに、効果的なトレーニングができません。
息を吐くことで腹筋を収縮させて体幹部を固めることで、安全にトレーニングすることができるのです!
怒責とは?
ある程度、トレーニングレベルが上がって重さも増えてくると、
息を吐くやり方では上がらなくなってきます。
この時使うテクニックが
- 「怒責」です。
怒責は、動作を行う前に息を吸って、動作中は息を止めて力を出す方法です。
これにより、腹圧が上がり体感部がさらに固定されます。
限界近いトレーニングをする場合はこのテクニックが重要です。
しかし、怒責には注意点があります。
息を止めて血圧が上がるので、顔が赤くなり血管が浮き出てきます。
これは心臓や血管に負担をかけるため注意が必要です。
中高年以上の年齢の方は、基本的に息を吐きながら行うのが良いでしょう。
- アスリート以外の一般の方は、フーッと息を吐いてトレーニングしましょう!
まとめ
今回は、トレーニングで息を吐く理由をご紹介しました!
息を吐きながら行う事で、お腹に力が入り、より安全にトレーニングする事ができます。
トレーニング上級者やアスリートは、パフォーマンスを上げるために息を止める、「怒責」と言うテクニックを使いますが、心臓や血管に負担をかけるため、一般の方は息を吐きながらトレーニングしましょう!
是非トレーニングの参考にしてみてください!

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皆月 諒
Minazuki Ryo
リングフィット代表
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