RING FIT Magazine
体脂肪率が低すぎる悪影響は?
2025.2.5

この記事は
こんな方におすすめ
- 体脂肪率を下げたい方
- 腹筋バキバキになりたい方
- ダイエットをしている方
体脂肪率が低いと、筋肉が浮き彫りになり、ボディビルダーのようにバキバキの体になることができます!
しかし、体脂肪は体にとって無くてはならないものであり、体脂肪率が低すぎることには、身体への悪影響があります。
今回は、「体脂肪率が低すぎる悪影響」について解説したいと思います!

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理想の体脂肪率は?
体脂肪率とは、体重における体脂肪の割合を指します!
一般的に健康的とされている体脂肪率は、
- 男性:10〜20%
- 女性:20〜30%
と言われています!
これはあくまで目安なので、個人差があります。
体脂肪率が基準値を下回ってしまうと健康へのリスクが生じる可能性があります。
人間には「不可欠脂肪」と言ってこれ以上無くなると命に関わるという体脂肪の量が定められています!
これは、男性で体脂肪率4%、女性で体脂肪率12%と言われています。
女性の数値が高いのは、体脂肪が妊娠や出産に関わってくるからです
体脂肪率が低すぎる悪影響
体脂肪率が低すぎる悪影響を解説します!
- ホルモンバランスの乱れ
体脂肪はホルモンの分泌や調節に関与しています!
特に女性の場合、体脂肪率が20%以下になると、月経不順や無月経といった問題が発生する可能性があります。
男性の場合も、性ホルモンの分泌が低下し、筋肉量の減少や、性機能の低下に影響を与える可能性があります。
- 免疫力の低下
体脂肪少な過ぎると、免疫機能が低下し、風邪や感染症にかかりやすくなることもあります。
- 疲労感、集中力の低下
体脂肪は身体のエネルギー貯蔵庫です!
体脂肪が少ないと、エネルギー不足になりやすく、慢性的な疲労感や、集中力の低下を引き起こすこともあります。
- 骨密度の低下
体脂肪が少ないと、特に女性で骨密度が低下する可能性があります。
体脂肪はエストロゲンを作る働きがあります。
エストロゲンは骨を破壊する「破骨細胞」の働きが活発になり、骨密度が低下します。
他にも、エネルギー不足の状態が続くことで、骨の生成が後回しにされて、骨密度の低下を引き起こします。
骨粗鬆症にリスクも高まるので、過度に低い体脂肪率には注意しましょう!
まとめ
今回は、「体脂肪率が低すぎる悪影響」について解説しました!
体脂肪は身体の邪魔者ではなく、私たちの生命維持に重要な働きがあります。
皆さんも、健康的な食事をして、低すぎる体脂肪率には注意していきましょう!

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義岡 征二郎
Yoshioka Seiziro
リングフィットスタッフ
トレーニングは小学校の高学年から始め、本格的始めたのは高校卒業後、スポーツの専門学校の時期で、益々のめり込んでいきました。不調がなくなることで毎日が健やかになる喜びを実感していただき、そこから、運動の大切さを知ってもらえたらと思います。そして、より多くの人にそれを伝えていきます!
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